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団体紹介

ボディ・マインド・ヘルスセンター(BMHC)について

ボディ・マインド・ヘルスセンターは「こころとからだの健康」を体験的に学び、個人が主体的に健康づくりに取り組んでいくことを目的として1995年に発足しました。
「心身一如」と呼ばれるように心と身体は相互につながり全体としての人間性に働きかけています。この考え方を基盤に、身体動作表現を使った言語・非言語的なアプローチによる「心身の調和と健康」を促す活動を企画提供しています。
すべての表現行為(動く、作る、書く、描く、話す、唄うなど)は身体を根源とし、からだは本来「動くこと」を望んでいます。動きながら自分の感性やイメージする世界を形に置き換えていく「アートの精神」を引き出し、他者とのコミュニケーションを育む活動プログラムを構成しています。

代表 荒川香代子(Kayoko Arakawa)

代表 荒川香代子(Kayoko Arakawa)

アメリカ ダンス セラピー協会認定ダンスセラピスト(MA, BC-DMT)
日本ダンスセラピー協会認定ダンスセラピスト
1991年ナロパ大学(米国コロラド州)ダンスセラピー科卒業(修士課程)

1993年から2005年岡山市にある財団法人河田病院(精神病院)ムーブメント療法科開設と共に非常勤講師として勤務。1995年より一般人を中心とした心身健康体験学習講座ボディ・マインド・ヘルスセンターを開講。2004年より個人療法を始め、スーパヴィジョンもおこなっている。国際ムーヴメント教育・セラピー協会(ISMETA)認定校であるEastwest Somatics代表のSondra Fraleigh女史から指導を受け資格単位習得、現在実習中。
江戸川大学人間心理学部非常勤講師、日赤看護大学等での集中特別講座(ダンス/ムーブメントセラピー)を担当。

踊り(ダンス・ムーブメント)は、古代から人間の成長過程における節々の大切な儀式として、あるいは作物の豊穰祈願、厄除け、魔よけなど共同体の儀式や祭事など、様々な形態で人々の生活に浸透し発展してきました。

踊りは、個人や集団の単なる娯楽としての楽しみばかりでなく、むしろ「生と死」における人間のさまざまな苦悩や恐怖、悲しみといった感情と向き合い、これらと一体になり、昇華していく力(エネルギー)としてその発想(単に踊って気分を晴らすといったことばかりでなく)を転換し、自己の不安や弱さ、恐怖を和らげる術として、踊る行為は人々が生きていく上で不可欠であったのです。

ボディ・マインド・ヘルスセンターは、「感情の器(うつわ)としてのからだ」を育み、「さまざまな感情とそれに反応するからだとこころのつながりを経験する」ダンスやムーブメントをセラピーとして活かし、皆様にご提供いたします。